私達は次の11の目標に重点を置き、
SDGsの達成に貢献することを宣言し、
これらの課題解決に向けた取り組みを積極的に推進します。
3. 全ての人に健康と福祉を
- 3.5
- 麻薬を含む薬物やアルコールなどの乱用を防ぎ、治療をすすめる。
- 3.6
- 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。
- 3.7
- 2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できるようにする。
5. ジェンダー平等を実現しよう
- 5.1
- あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
- 5.4
- 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
10. 人や国の不平等をなくそう
- 10.2
- 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
16. 平和と公正をすべての人に
- 16.1
- あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
- 16.2
- 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
- 16.5
- あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。
- 16.6
- あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。
経緯(ゴールと自社の活動の関係)
- 建設コンサルタントとしてインフラ整備の一翼を担っており、地域住民の安心・安全を守る立場から、道路交通事故抑止を始めとした健康に繋がる取り組みを強化したいと考えました。
また、平等と公正な働き方を考える上で、男性も女性も働きやすい環境を作るために、従業員の労働環境を整えたいと考えました。
ハマコンの取り組み
仕事と生活の調和を推進し子育て応援を行う事で、
仕事と家庭の両立を目指した働き方を可能とする
基盤を作るため、以下を実施します。
- 令和7年12月までに従業員全員の所定外労働時間を一人当たり年間48時間未満とします。
- 令和6年12月までに所定外労働を削減するためノー残業デーを設定し実施します。
- 年次有給休暇の取得日数を1人当たり平均年間9日以上とします。
- 育休復帰支援プランを継続的に運用します。
4. 質の高い教育をみんなに
- 4.3
- 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
- 4.4
- 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
8. 働きがいも経済成長も
- 8.5
- 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。
- 8.6
- 2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
- 8.8
- 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
経緯(ゴールと自社の活動の関係)
- 当社では、全年代の従業員の採用と教育に力を入れており、資格取得・継続教育のための講習会参加などを積極的に支援しています。専門性の高い技術進歩に対応するため更なる教育や働きがいのある会社づくりをしたいと考えました。
ハマコンの取り組み
長期的視野で社会課題解決を行なっていくためには、
専門知識や高いスキルを取得し、事業に活用する事が不可欠です。
そのため、当社では従業員に対して更なる成長を支援し、
働きがいのある会社を目指すため、以下を実施します。
- 資格取得(建設コンサルタント、測量など)、講習会(技術関連)にかかる費用を全額負担し、
Off-JT(企業外で特別に時間や場所を取って行う教育・学習支援)を推進します。 - 農業用ドローンの利用方法など、新しい分野へチャレンジする教育訓練、
リスキリング支援を行ないます。 - 60歳以上の技術者に対する新規雇用を推進し、全ての労働者の権利を守ります。
- 年率3%以上の付加価値額成長を目指し、高い生産性を目指します。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 9.1
- 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
- 9.4
- 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
11. 住み続けられるまちづくりを
- 11.b
- 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
13. 気候変動に具体的な対策を
- 13.1
- 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
経緯(ゴールと自社の活動の関係)
- 当社は、建設コンサルタントとして、道路部門、土質及び基礎部門、鋼構造及びコンクリート部門、河川、砂防及び海岸・海洋部門の4部門を登録しており約40年間業務を行ってきました。さらに高度な技術を取得し、質の高いインフラを今後も設計していくための取り組みをしたいと考えました。
ハマコンの取り組み
建設コンサルタントとして
持続可能性の高い、災害に対する強靭なインフラ整備を行う上で、
以下を実施します。
- 道路防災事業により、環境に配慮した施設を提供することで地域間の分断をなくし、
電力・流通が滞ることのないインフラ整備に貢献します。 - 河川・砂防事業により、激甚化する自然災害に備えるため、
環境に配慮した資材を使用したインフラ整備に貢献します。 - 一般社団法人兵庫県測量設計業協会との連携によって、
災害時の迅速な復旧作業への適応力を強化し、災害リスクへの適切な体制を整えます。
14. 海の豊かさを守ろう
- 14.2
- 2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。
15. 陸の豊かさも守ろう
- 15.4
- 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
経緯(ゴールと自社の活動の関係)
- 当社は、漁村、農村、山村部が共存する地域にあり、海岸に打ち上げられる海洋ゴミの現状と鹿など獣の増殖による生態系の変化や森林荒廃を目の当たりとし、山と海の環境活動に取り組みたいと考えました。
ハマコンの取り組み
環境に配慮したまちづくりと、国土交通省が推進する
建設生産システム全体の生産性向上を目指す取組である
i-Construction(アイ・コンストラクション)を
積極的に推進し、以下を実施します。
- 海岸に打ち上げられる海洋ゴミの回収に従業員が定期的に参加します。
- 林道整備事業により、森林の適切な管理や森林整備を行うための基盤とする
インフラ整備に貢献します。 - 里山防災林整備事業により、集落裏山の里山林の山地災害防止機能等を
高めるための森林整備に貢献します。 - 森林測量時の人的作業のIT化による森林伐採の削減と、低炭素技術を活用した
環境を壊さない測量業務を開発します。 - レーザードローンを活用した植生に関わるサービスを開始し、
山地生態系の保全事業を行います。